アメリカではシーズン13まで放送が終了し、シーズン14の製作も決まっている長寿ドラマ「クリミナルマインド」。
その「クリミナルマインド」のスピンオフドラマが「クリミナルマインド 国際捜査班 」です。
「クリミナルマインド」ではアメリカ全土のシリアルキラーを追いかけていましたが、「クリミナルマインド 国際捜査班 」ではタイトル通り、アメリカを飛び出し世界各地に出張します。
世界各国にいるアメリカ人が凶悪犯罪に巻き込まれたときに、BAU国際捜査班 はその国に出かけ、アメリカ人を助けます。
アメリカから舞台を世界に移した「クリミナルマインド 国際捜査班」のシーズン1のあらすじについてご紹介します。
「クリミナルマインド 国際捜査班」シーズン1のあらすじ
海外で巨悪犯罪に巻き込まれたアメリカ人を助けるために作られた特殊チームがFBIには存在します。
そのチームはIRT(International Response Team)と呼ばれています。
このチームは5人で組織されています。
リーダーはジャック・ギャレット。
彼は優秀なベテラン捜査官で、チームの父的存在です。
どんな事件にも冷静沈着に判断し、捜査に当たります。
チームのメンバーからも厚い信頼を寄せられています。
そんなジャックから最も信頼されているのが、クララ・シーガーです。
彼女はもともとジャックの同僚でした。
休暇中、タイに来ていた時に、捜査でタイに来ていたジャックと再会します。そして捜査に協力したことでIRTに復帰することを決めます。
13カ国語が話せて、各国の文化にも詳しいクララはとても頭脳明晰です。
IRTの中で1番体力があり、行動派なのがマシュー・シモンズです。
彼のプリファイル能力はとても優れています。
BAUのメンバーと一緒に捜査したこともあります。
医学的知識に優れているのがメイ・ジャーヴィスです。
彼女は元検死官なので、医学的知識が豊富です。その知識を使って捜査に貢献します。
そして最後のメンバーがラス・モンゴメリーです。
彼は技術分析官です。「クリミナルマインド」でいうガルシアと同じ立場です。
本部に残り、海外いるIRTのメンバーを助けています。
それ以外にも海外で事件に巻き込まれた被害者の家族のケアなども担当しています。
この5人がIRTのメンバーです。
そしてこの5人でアメリカ国外で起こる事件に立ち向かっています。
「クリミナルマインド 国際捜査班」シーズン1の感想
本家の「クリミナルマインド」を見たことある人だと、舞台がアメリカから海外になるだけでも、かなり印象が違うなと感じると思います。
シリアルキラーや凶悪犯罪を捜査して犯人を逮捕するだけでも大変なのに、それをアメリカ国外で行なっているので、スムーズに事が運びません。
国の政治的な問題や宗教的問題、文化の違いなど様々な障害が持ち上がってきます。
その辺が「クリミナルマインド」にはない「クリミナルマインド 国際捜査班」オリジナルの面白さでもあります。
ちなみにエピソード4は日本が舞台になっていました。
国際捜査班だからいつか日本のことも話に出てくるかなと思っていましたが、案外早く舞台になっていたので、驚きました。
海外ドラマの中で描かれる日本がどのように表現されるのか、知れたのが面白かったです。
またこのドラマは毎回色んな国に行きます。
行った事がない国もたくさん登場します。
知らない国の文化や歴史などを、知る事ができるのも「クリミナルマインド 国際捜査班」の楽しみの1つです。
そして何より嬉しいのがたまに、本家「クリミナルマインド」からBAUのメンバーが登場する事です。
「クリミナルマインド」ファンとしてはとても嬉しくなります。
逆もあって、「クリミナルマインド」の物語に「クリミナルマインド 国際捜査班」の捜査官が登場することもあるので、クロスオーバーのエピソードの時はいつも以上にワクワクしてしまいます。
どちらのドラマも事件の解決も面白いのですが、メンバーの仲の良さがファンには嬉しいシーンです。
なので2つのドラマのキャストが物語の中で仲良くしていると、見ている側もとても嬉しくなってしまうのです。
そしてお互いに協力して事件を解決する場面は大好きなシーンでもあります。
13年間も続いている人気ドラマのスピンオフって他のドラマよりもプレッシャーが大きいと思いま。
でもプロファイリングを元に世界各国に飛び回って事件を解決するIRTのメンバーはとてもかっこいいですし、ドラマの内容も面白いです。
「クリミナルマインド」とは違う一面も味わえるドラマとなっています。
「クリミナルマインド」ファンもそうですが、「クリミナルマインド」を見たことない人でも、刑事物の海外ドラマが大好きに人はハマってしまうドラマだと思います。