スウィート17モンスターあらすじネタバレをまとめました。
登場人物の解説も行っています。
スウィート17モンスターとは
「スウィート17はモンスター」は、ヘイリー・スタインフェルド主演の青春映画です。
原題は「EDGE OF SEVENTEEN」。
ヘイリー・スタインフェルドがダサかわいい女子高生を熱演しています。
スウィート17モンスター、あらすじ
女子高生ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は、学校で目立つ方ではなく、恋愛も未経験のこじらせ系女子。
自身の性格と正反対の人気者の兄、ダリアン(ブレイク・ジェナー)にコンプレックスを感じ、人気者グループ全体を横目に学園生活を送るも、優しい親友のクリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)が心の支え。
そんなある日、ダリアンと親友クリスタが恋愛関係になったことを知る。
状況を受け入れられないネイディーンは…
スウィート17モンスターの登場人物
ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)
自分をうまく表現できず、人の輪に入るのが苦手。
外見も中身も完璧な兄にコンプレックスを抱いている。
異性に過度の幻想を抱くなど、暴走しがち。
クリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)
こじらせ系女子のネイディーンに優しく寄り添う。
大人しめの女子。
ネイディーンと同じグループの人間だと、ネイディーンは思っていたが…
ダリアン
筋肉ムキムキの体育会系。
学校でもいつも仲間に囲まれている人気者。
父親が亡くなってから、母親と妹を精神的に支えている。
スウィート17モンスターの感想
ネイディーンというキャラクター
ネイディーンというキャラクターがリアルで面白いです。
以下、ネイディーンの特徴をピックアップしてみました。
ネイディーンチェックリスト
□自分に優しい人には強気に出れる。
□人気者グループを横目に見て、斜に構えてバカにする。
□ロクに話したことない人に夢中になる。
□好きな人の全てを都合よく良い方に捉える。
□自分に好意を持つ人を利用する。
□先生の揚げ足を取る。
思春期特有の症状が現れています…
この映画ではネイディーンのダサいところも、ずるいところもしっかりと描かれています。
人間味溢れるネイディーンが魅力的でした。
親友クリスタとの関係
多分クリスタってすごく優しい子なんだろうなと思いました。
ネイディーンと仲良くしてくれてるわけでw
もちろん、楽しいから一緒にいたんだろうけど。
でもクリスタが兄のダミアンを好きになって関係が変わっていきました。
恋愛が女子の友情に亀裂を入れるのは世界共通のようで。
クリスタが優しいからと言って、ナメてたネイディーン。
悔し紛れに「どうせ(兄貴に)捨てられるわよ!」
クリスタ「そんなことない!正式に付き合ってるわよ!」のやり取りが良かったです。
クリスタもそこだけは譲れない!って感じで
気持ちを言えたことで、ある意味友情が平等になった瞬間だったのかもしれない。
にしても、ストーリーの中では付き合ってもない段階で、クリスタがダミアンとベッドを共にしたような描写がされていたのが驚きでした。
まだ17歳なのに。
長年ネイディーンの家に出入りするうちにダミアンとは仲良くなってた、好意持ってたと脳内補完しておきましたw
映画全体を通じて、そういった行為に関しての捉え方のハードルがかなり低いと思いました。これは日本の青春映画ではまず描けないだろうな、と。
ネイディーンの恋愛
隣の席のアジア系真面目君、アーウィンにアプローチされまんざらでもない様子のネイディーン。
だけど、ネイディーンが夢中なのはペットショップで働くニックです。
ロクに話したこともないニック相手に妄想が膨らんでいきます。
ニックってクール、なんてかっこいいの、とかw
青春時代にありがちな好きな相手をどんどん理想化していくネイディーンが危ういんだけど、かわいかったです。
この年代の頃はそういうことがあるな、と。
アーウィンはお金持ちで、真面目で頭もよさげで良いと思うのだけど、あの年頃だとちょっとワルなニックの方が魅力的なんでしょう。高校生でそんな条件ばっかり見ている子も嫌ですしねw
話が進んで、車で人気のないところに二人で行った時はどうなることかと思いましたが、
大事にはならなくてよかったです。
というか、別にニックも悪人というわけでもないんですよね、
ペットランドで働いている以外何の情報もないし。
「私のアレをxxx」とかぶっ飛んだことをメールで送っといて、
二人で会うことになってもそのことには触れないネイディーンw
自分を受け入れてくれた!と思い、相当嬉しかったんでしょう。
結果、気まずい感じで終わってしまいましたけどね。。
映画にならって(下ネタ系の)大人びたことを言うけど、
本当は「話してお互いを知ってから、仲良くなりたい」というところが本音だったネイディーン。
相手に理想を抱きすぎて痛い目見てしまうのも青春の1ページなのかもしれません。
ヘイリー・スタインフェルドの体当たり演技
変顔はもちろん、ラブシーンに、下ネタに、水着にと結構体を張っていたヘイリー。
あまりヘイリーのことは知らなかったのだけど、(歌手やったり、テイラー・スウィフトのMVにゲスト出演しているというくらい)まだ若いからこういう青春系の映画ももっと出てほしいなと思いました。
歌手としても活動しているヘイリー。
歌手活動の時はセクシーな恰好で、マッチョのダンサーと絡むという、アメリカの女性歌手特有のセクシーさを前面に押し出した感じになってきていますが、今回の映画のような地味めでかわいいネイディーンの役もめっちゃ似合っていたのでこっちの路線も捨てないでほしいですね。
エンディング
最後には暴走した自分を振り返り、周りの人の気持ちを察するまでに至ったネイディーン。
兄とも仲直りし、良い感じになりました。
映画祭を見に行って、あそこでアーウィンが「too late」と言うかな~、言われてネイディーンが反省するという、そういう終わり方もありかな~と思っていたらひねりがあった会話のやり取りが素敵でした。
結果、アーウィンは良い男で、ハッピーエンディングでした^^
予告編の期待を裏切らない作品で、見に行ってよかったです。
スウィート17モンスターの動画を見る方法
スウィート17モンスターは、U-NEXTで配信しています。
※本ページの情報は2020年3月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。