ノクターナル・アニマルズ感想【ネタバレあり】エイミーアダムス

ノクターナルアニマルズを遂に見に行ってきました。

その個人的感想を書いています。(ネタバレしています)

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ノクターナルアニマルズを見て

日本で11月から公開のノクターナル・アニマルズ。

予告編からして面白そうで期待していました。

大体予告編を見て期待していても本編はあまり…という作品も多い中、

こちらはとても良かったです!

映画館に見に行ってよかったなと思いました。

怖いシーンがあるのも知っていたので、恐怖軽減のためあえてそこだけ予習していきましたw

それでもドキドキしましたけどね…

 

 

***以下ネタバレしています***

 

 

 

オープニング

オープニングから度肝を抜かれました。

この映像はなんだ!?と。

あらすじとどうつながるのかわからず。

しかも結構長いこと裸体を見せつけられます。

そして、スーザンのアートギャラリーのパーティー会場で流されている映像だと発覚。

あのスーザンのギャラリーにあった馬に矢がたくさん刺さったオブジェといい、

私には下衆にしか見えませんでした。

これが芸術なんでしょうか。

スーザンも同業者と話す中で「すべてがshit」と罵る場面があったように思うので、本人達も倫理的な観点とお金を稼ぐために過激な演出をすることの間での葛藤が少しはあるのかな、と。

 

 

時間が入れ替わる

この作品では過去、現在、小説の中の場面といくつかのストーリーが入れ替わりながら話が進みます。

 

まとめると、こんな感じでしたね。

 

過去のスーザンとエドワード(出会いから別れ)

スーザンの今の生活

小説の中のストーリー

 

これはわかりやすく迷うことなく見れました。

 

小説の中のストーリー

離婚した夫、エドワードから送られてきた小説「ノクターナル・アニマルズ」。

悲しく、暴力的な内容という触れ込みで、実際そうでした。

トニー(ジェイクギレンホール)達一家が普段どんな生活してるかなどの背景はなく、車を走らせるシーンから始まりました。

そんな中でも普通で仲の良い家族だとわかる描写が、事件の非情さをより際立たせています。

娘のインディアも携帯をずっといじくっているような普通のティーンネイジャーで…

ギャングというかホワイトラッシュの男達に車を止められ、リーダー格のレイ(アーロンテイラージョンソン)にいちゃもんをつけられるトニー。

最終的に妻と娘が連れ去られます。

本当にいやなシーンです。しかも長い!

レイはごちゃごちゃ言ってたけど、最初からどうするか決めてたんでしょう?と。

 

この後どこまで描くのか気になりましたが、

遺体発見まで描かれていました。

最初マネキンかと思いました。

真っ赤なソファに白い肌の二人が横たわっている画が何とも恐ろしく。

そこから、スーザンの娘が裸でベッドに横たわっているシーンに切り替わり。

小説を読んで娘が心配になったのか、スーザンが電話したという設定。

 

死因については警察のボビー(マイケルシャノン)の口から伝えられました。

予想はついていたけど、殺され方がひどい内容。

 

 

復讐

この映画のテーマは一言でいうと復讐なんだと思いました。

スーザンのアートギャラリーにも「REVENGE」と書いただけのアートがありました。

 

「結婚=生活力」という価値観の母親に反発し、優しくて弱いとされているエドワードと結婚したスーザン。なんかちょっとイライラ来ましたね、優しいことが悪いのかと。

経済的にも性格的にもmasculineさが求めらるアメリカではエドワードは不利な立場かもしれない。

 

 

中々目が出ず、小説を書いてばかりで経済力のないエドワードに愛想をつかしたスーザンは別れを決意。

結局反発していた母親と同じような人生の選択をしているんですよね。

別のリッチな男と再婚するも、今の夫は冷たく平気で浮気しています。

エドワードのことを話しても「誰だっけ?」などという始末。

あの時(中絶した時)現場にいたよね?という感じなんですけどね。

お金や権力はあっても愛のない寒々しい風景。

本当の愛をくれたのはエドワードだったのかなと、スーザンも心の中で思っているのだろうなと。

 

しかし過去に相談もなしにエドワードの子供を中絶。

後悔しているスーザンの前に雨に濡れたエドワードが!

ここもホラーでした…

 

小説の中のストーリーと重ね合わせると、やっぱりトニー=エドワードで(同じ人物が演じていますし)、殺された妻と娘は、母親に反発しエドワードを愛していた頃のスーザンと、生まれてこれなかった子供のことなのかも、と思いました。

 

最後、エドワードと食事の約束をし、おしゃれをして出かけるスーザン。

しかしエドワードは現れず。

 

やっぱりエドワードの復讐だったんだと。

自分の才能を信じてくれず、自分を捨てたスーザンへの復讐。

小説の中のストーリーがスーザンへのメッセージであると共にこんな小説を書けるようになったんだということも知らしめているような。

スーザン視点で話が進んでいましたが、すべてが明らかになる中でスーザンへの同情心よりもエドワードの復讐が成功したことの方に肩入れしてしまいました。

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予告編 答え合わせ

 

 

 

You scared me last time we talked. 

→スーザンが友人に「夫とはもうだめだわ」と話したことについて。

 

I did something horrible to him. (彼にひどいことをしたの)

→エドワードに相談もなしに中絶をしたこと。

 

It’s question how serious you are about seeing justice done. (正義が下されることについてあんたがどの程度真剣に考えているのか?という疑問だ)

→ボビーがエドワードにレイへの私刑を提案するシーン。

 

Don’t do this, You’ll regret it. (やめて、後悔するわよ)

→エドワードと結婚すること。母親からの忠告。

 

He will never find out. (彼は絶対わからないはずだ)

→現夫がスーザンの中絶に付き添い、言った言葉。

 

If you love someone, you have to be careful with it, you might never get it again.(もし誰かを愛したら、注意深くならないと。失ったら二度と手に入らないんだ!)

→エドワードとスーザンが別れ話をするシーンで。

 

It’s fun to kill people, you should try it sometimes. (人を殺すのは楽しいぜ、あんたもたまにやってみなよ)

→レイの言葉。

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