ビッグラブ(ドラマ)を見ました。
アメリカのとある一夫多妻制の家族を描いた今作。
中々面白かったです。
あらすじと感想を書いています。
ビッグラブ(ドラマ)とは?モルモン教の内部を描いた衝撃作
ビッグラブはHBOで2006年~2011年に放送されていました。
モルモン教原理主義の教えに従い、
一夫多妻制を実践する家族を描いたドラマです。
ビッグラブ、ドラマのあらすじ
モルモン原理主義のビル・ヘンリクソン(ビル・パクストン)は、
一夫多妻制を実践し、3人の妻と子供達と暮らしている。
ホームプラスというホームセンターを経営している彼は
安定した収入で妻と7人の子供達を養っているのだった。
最初の妻は、バーブ(ジーン・トリプルホーン)、
二番目の妻はニッキー(クロエ・セヴィニー)、
そしてかつて子供達のベビーシッターだったマージ(ジニファー・グッドウィン)
が三番目の新妻だ。
「何でもシェアする」
「私達は家族」
を合言葉に妻同士で協力して暮らそうとしているが、
しばしば妻同士の間で、もめごとが起きる。
ビルはモルモン教原理主義を守るコミュニティ、ジュピタークリーク出身だが
理由があって10代の時にコミュニティを追い出された。
そのジュピタークリークのリーダーであるローマン(ニッキーの父でもある)は
強欲な男でビルに無理難題を押し付けてくる…。
ビッグラブ、ドラマの感想!モルモン教の内部を描いた衝撃作
2006年頃の作品ですが、
今見てもとても面白かったです。
モルモン教の一部の人々が今も一夫多妻制を実践している
ということは知っていたので
そのドラマ、ということで興味を魅かれました。
見出してみると、
二番目の妻はおしゃれ女優、クロエ・セヴィニーが演じていたり、
売れる前のアマンダ・サイフリッドもビルの娘役で出演していたりと
新たな発見がありました^^
ヘンリクソン一家が住んでいるのは
ユタ州というのも典型的。
モルモン教徒が多い地域ですね。
一夫多妻のモルモン教。妻達の戦い
昔、モルモン教、一夫多妻の家族のドキュメンタリーを
見たことがあります。
そこでは隣の部屋から、夫と別の妻の夜の営みの声が
聞こえてくる、などという苦悩が語られていましたが
ビッグラブでもそういうシーンがありましたね^^;
しかも聞こえても
「声が大きいわね!」というくらいで
そこまで過剰反応していなかったのが驚きでした。
ヘンリクソン一家は妻ごとに家をもっていて
夫と妻が寝る日を3人の妻で日替わりで決めています。
一見うまくいっているようでしたが、
やっぱり最初の妻バーブには2,3番目の妻は
中々意見を言えなくて不満がたまっていきます。
ちょいちょいもめてましたねw
けどまぁ何とかうまくやっている家族達。
お互いの子守もするし、一緒に夕食食べるしといった感じで
時たま楽しそうに見えたので不思議ですw
これも一つの家族の形なんだな、と。
ドラマなので実際はわかりませんけどね^^;
モルモン教のコミュニティ、ジュピタークリーク
ビルはモルモン教原理主義のコミュニティ出身です。
理由があって、ティーンネイジャーの頃に
コミュニティを追い出されています。
それもビルに非があったのではなく、ローマンのせいだったということが
シーズン1の途中で発覚します。
ローマンはジュピタークリークのリーダー。
ニッキーの父親でもあります。
物語の途中ではティーンネイジャーの妻をもらいます。
「若い男を追い出して若い女を俺達がもらう」というような発言をしていて
ドン引きでした^^;
教えのためなのか?と疑いたくなるような、
欲深さが感じられました。
ビルヘンリクソンのビッグラブ
実際には一夫多妻制って大変だよな~と思いますね。
一人で3人の相手をしないといけないし、
大家族を養わないといけない。
その辺のビルの苦悩も描かれていました。
家族により良い生活を提供するために
ホームプラスの2号店オープンを計画したり、
精力増強のためにバイアグラを飲んだり。
何か早死にしそうだな、と不謹慎にも思いました^^;
でもビルは妻や子供にやさしい父親なので
好感の持てるキャラでした。
ビッグラブは、アマゾンプライムビデオで配信しています。
※記事更新時点での情報なので、詳しくは公式サイトにてご確認ください。