ハンドメイズテイルのシーズン2が、8月29日から配信スタートしました。
毎週水曜日に新エピソードが追加されます。
あらすじと感想を綴っています。
正直、もう勘弁してほしい、という内容でした。
※以下、ネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
ハンドメイズテイル、シーズン2のあらすじ(ネタバレあり)
シーズン1の最後で、ジャニーンに対する石打ちの刑を拒否した、オブフレッドことジューンや、ハンドメイズ達。
その反抗的な態度を、リディアおばに咎められ、
ハンドメイズ達は全員、家から連れ出された。
連れていかれたのは、処刑台が並ぶ場所だった。
一人一人首輪をはめられ、死ぬのかと絶望の表情を浮かべるハンドメイズ達。
男達が手を下すと、床が落ちる音がするも、床は落ちなかった。
(脅しだったのだ)
そのあと、雨の中で、石を持ったまま片手を上げ続けるという罰を受けるハンドメイズ達。
妊婦ということで、ジューンだけが、解放される。
リディアおばに嫌味を言われるジューン。
「あなたに続いて反抗したハンドメイズ達は、皆罰せられる」
「あなた以外ね。」
「妊婦だから大丈夫だってわかってたでしょ」
そのあと見せしめに、オブロバートが拷問を受ける。
それを見せられるハンドメイズ達。
その最中、ジューンは過去に起きたとある出来事を思いだす。
ギレアドが誕生する前のこと。
職場にいるジューンに娘のハンナの学校から連絡が来る。
「熱があるのでハンナは病院に連れていかれました」
病院に駆けつけると、
病院職員に「なぜ仕事を休んで娘の面倒を見なかったのか」と咎められる。
「仕事があるから」
「熱があったけど元気だったから」
といっても、
「フルタイムで働いてるの?」
「子供は大切なもの。」と責められ続けた。
家に帰ると、ルークがテレビを見ていた。
ホワイトハウスや国会議事堂が爆破された、というのだ。
何が起こっているのかわからず、動揺するルークとジューン。
一方、現在。
ジューンは、施設で定期健診を受けていた。
反抗したジューンに対して
セリーナが忠告をする。
ジューンは「興奮しないで、セリーナ」と以前言われた言葉を返す。
怖い顔でジューンをにらみつけるセリーナ。
ウォーターフォード司令官達が入ってきて、
子供の容態をチェックする。
子供は順調に育っていた。
係の人が部屋を出ていく間際、「幸運を祈る、ジューン」と言い去っていった。
不思議に思ったジューン。
靴を履こうとした際、靴の中に鍵を見つけた。
その鍵で恐る恐るドアを開け、暗い道を駆け抜けるジューン。
ドアを開けると肉屋のトラックが待っていた。
トラックに乗り込むとすぐに扉が閉まり、動き出した。
トラックが止まると、肉屋の店主がドアを開けてくれた。
「人が来るから待っていなさい」
すると、ニックが現れた。
「連中が君を探してるから、服を捨てて、髪を切って」と伝える。
服を脱ぎ捨て、髪を切り、燃やすジューン。
最後に「私はジューン・オズボーン。自由」とつぶやく。
ハンドメイズテイル、シーズン2の感想!
とうとうハンドメイズテイルのシーズン2が始まりました!
楽しみ半分、怖さ半分でしたが、気になって速攻で見てしまいました^^;
拷問怖すぎ
ハンドメイズテイル達が罰を受けるシーンから始まります。
処刑台に連れていかれ、床が抜けるのかと思いきや、抜けず。
脅しだったわけですね。
怖すぎです。
雨に打たれながら罰を受けた後、ジューンだけが妊娠しているということで、刑を抜けられました。
そのあと、オブロバートが、世にも恐ろしい拷問を受けており。。
手錠をかけたまま、コンロにかけられるという。
熱いなんてもんじゃないですよね。
オブロバートはレジスタンスに参加していて、ジューンにも肉屋で手紙を受け取るように促していた人物。
なぜオブロバートが選ばれたのか?
隠密活動がばれてしまったのでしょうか?
また、
この光景を、オブフレッドだけが食事をしながら、他のハンドメイズテイル達に見せていたので、
他のメンバーに、オブフレッドに恨みを抱かせるためのリディアおばの計画か?と思いましたがどうなんでしょうか?
女の敵は女?
今回、女の敵は女、という部分を特に感じました。
ハンドメイズ達に拷問を処していた、リディアおば。
嬉しそうにハンドメイズ達をいびります。
昔、ナチスドイツの頃、女の兵の方がおぞましいことをする、と本で読んだことがあり…
そのことを思い起こしました。
セリーナVSジューンも健在で。
「興奮しないで、セリーナ」の一言が良かったですね。
それをにらみつけるセリーナ。
以前なら言葉では反抗しなかったジューンですが、
妊娠していることで、セリーナが手を出せないと自負しているのかな?と。
女の戦いです。
もう勘弁してくれ
今回も、ギレアドになる前の頃のジューンも描かれていました。
以前は、編集者として、仕事もバリバリこなしていたジューン。
普通に暮らしていたのに、極端な思想の集団が政権を無理やり奪ってしまい…
それだけで、世界や日常がこんなにも変わってしまう恐ろしさ。
"Keep shit together"(団結しないと)
と、モイラに言っていたけど、
普通に心が折れてしまうような状況。。
数々の拷問や、辛い目に合う女性達を見て、
「もう勘弁してくれ」と思いました。
しかし、最後には、ジューンは逃げることができ、
「私は自由」と語っていたので、希望が見えてきました。
まだギレアド国外ではないので、油断禁物ですけどね…
今週から毎週1エピソードずつ配信されるということで、楽しみです!
ハンドメイズテイル、シーズン1~3は、huluだけで見ることができます。