ついにマスターを倒す本「ルーメン」を手に入れたセトラキアン。
クインラン達に「ルーメン」を奪われそうになりますが、本を使ってマスターをおびき寄せる事で手を組みます。
一方、祖父母の元に向かおうとしたいたザック。エフとノーラと共に電車に乗って出発しますが、そこにケリーが現れます。
ノーラを殺しザックを連れて行ってしまったケリー。
本を手に入れたセトラキアンはマスターを倒すことができるのでしょうか?
そしてエフはザックを連れ戻すことができるのでしょうか?
今回は「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン3についてご紹介します。
「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン3のあらすじ
ノーラを殺されザックを連れさられてしまったエフは酒浸りの毎日を送っていました。
ザックの帰りを待つために、自分の家に戻っています。
するとそこにケリーが現れます。
そしてザックが無事な事を伝えました。
そしてザックを返して欲しければ、セトラキアンが持っている「ルーメン」を渡すように言われます。
迷うエフはセトラキアンとフェットがいる場所に向かいました。
セトラキアンは日々「ルーメン」と向き合ってマスターを倒す方法を見つけようとしています。
一方、フェットは市議と協力してマンハッタンのストリゴイを一掃していました。
エフはそれとなく「ルーメン」のことをセトラキアンに聞きますが、取引のことを彼には言えません。
そんなエフに気がついたクインランはエフに協力して「ルーメン」を持ち出し、マスターをおびき寄せる事にします。
「ルーメン」がなくなっている事に焦るセトラキアン。
しかしフェットがGPSを仕掛けてい他ので、「ルーメン」を追いかけます。
取引場所にエフが到着すると、そこにマスター、アイヒホルスト、ケリーが袋を頭にかぶせたザックを連れてきます。
エフの元にザックを連れていきますが、それはザックではなく子供のストリゴイでした。
エフが襲われそうになったところへセトラキアン達が到着し助けます。
一方隠れていたクインランはマスターの前に現れ、マスターを斬りつけたのでした。
誰もがマスターを倒したと思っていましたが、セトラキアンは排水溝に逃げていく深紅の大きな虫を見ていました。
「ルーメン」を奪った事でセトラキアン達から裏切り者とされたエフは1人ストリゴイの感染を防ぐウィルスの研究に励みます。
マスターを倒す時に怪我をおったクインランはなんとか命を取り止めます。
「マスターが死ぬと自分も死ぬはずだ」というクインランはマスターが死んだかどうか確証がもてません。
セトラキアンと共に長老の元に行き、マスターの生死を聞きます。
マスターを倒すにはセトラキアンの見た深紅の大きな虫を倒すしかありません。
マスターは体を失ったがまだ生きていました。
街ではマスターの体がなくなってしまったため、ストリゴイの統制が取れなくなり各地でストリゴイが暴れ始めていました。
さらにアイヒホルストは感染の勢いを緩めないために作戦を立てます。
ストリゴイの体に爆発物を仕込み、メインの場所で爆発させ一気に感染を広めたのでした。
そのせいで感染はニューヨークだけでなく全世界に広がってしまいました。
フェット達がセントラークパークの下に眠る何千というストリゴイを倒しても、ほかの場所からストリゴイが現れニューヨークの街はどんどんストリゴイに支配され始めます。
そんな時、セトラキアンはついに「ルーメン」の解読方法を見つけ、マスターを倒す方法を見つけます。
マスターを殺すのではなく、マスターを銀と鉛の箱に閉じ込めるのでした。
マスターの倒し方を見つけたセトラキアンの元にパーマーがやってきます。
彼はセトラキアンから白い血の精製方法を聞きたかったのです。
セトラキアンは白い血を渡す代わりに、パーマーに協力を仰ぎます。
パーマーの報告によるとエジプトから船がニューヨークにやってきました。
しかもその船には大きな箱が積まれていました。
セトラキアンはその箱に古代にエジプト軍によって閉じ込められた旧長老が入っていることを突き止めます。
それはマスターが旧長老達と手を組んだことを意味していました。
しかもアイヒホルストは人間の血を集める血液工場を作っていたのでした。
「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン3のキーマン
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オーガスティン(ガス)・エリザルディ役/ミゲル・ゴメス
シーズン1から登場しているガスですが、シーズン3ではストリゴイを倒すキーマンになります。
元はギャングでしたが優しい心の持ち主で、囚人として強制的にストリゴイを倒す事になった時、同じ囚人の女性を助けます。
またストリゴイになった母親をどうしても殺せずに、アパートで一緒に暮らしています。
母親のために自分の血を抜き与えていました。
しかし母親が友達のエンジェルを襲いそうになた時、母親を自らの手で殺しました。
ガスを演じているのは、ミゲルゴメスという役者さんです。
コロンビア出身の彼は俳優以外にも、ミュージシャンとしても活動しています。
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エンジェル・グスマン・フルタード(銀の天使)/ホアキン・コシオ
シーズン2から登場した元覆面レスラーのエンジェル。
最初はガスのことを毛嫌いしていますが、彼の優しさと男らしさを見て彼と共に行動します。
シーズン3ではガスと共にニューヨークの地下にいるストリゴイを倒していきます。
エンジェルを演じているのは、ホアキン・コシオというメキシコ出身の俳優さんです。
映画に出演することが多く、「007 慰めの報酬」ではメドラーの将軍を演じました。
「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン3の感想
パーマーの協力
シーズン3で大きく立場が変わったのはパーマーです。
今までマスター側だったのに、シーズン3ではセトラキアン側につきます。
それはシーズン2のラストでアイヒホルストに愛するココを殺されたからです。
しかも永遠の命を与えられたと思っていましたがそれはパーマーの間違いで、彼の体は弱り始めます。
彼は健康を取り戻すために白い血が必要だったのです。
そしてそのためにセトラキアンに協力することを決めたのです。
もちろんセトラキアンはあまりパーマーのことを信用していませんが、マスターのことを知るために彼を利用したのです。
謎の施設の正体
シーズン2でアイヒホルストが作っていた施設の全容がシーズン3で見えました。
それは人間の血を集める血液工場だったのです。
表向きはパーマーが支援する病院施設でしたが、それは全くの嘘でした。
その施設に来た人間達に指紋などを登録させて管理していました。
その事実を知ったセトラキアンとフェットは、驚きパーマーを問い詰めます。
パーマーは他にも同じような施設が建設中だとセトラキアンに教えたのでした。
ザックの命
ケリーに連れ去られたザックですが、ストリゴイにされるわけではなく人間のまま生きていました。
閉じ込められてはいますが、ケリーによって大切にされています。
アイヒホルストもザックに優しくします。
しかもザックに子供のストリゴイを与えザックを守るようにしています。
アイヒホルストはザックを探しているエフにザックは特別だと言います。
なぜ、マスターやアイヒホルスはザックを殺さないのでしょうか?
それはエフを利用するためだけなのでしょうか?
今後の展開が気になります。
いよいよ次が最終シーズンです。
ここまでセトラキアン達が勝利をおさめようとしますが、マスターに決定打を負わせることはできていません。
しかもマスターについてやアイヒホルストについてはまだ謎が残っています。
その謎はきっと最終シーズンで明かされるはずです。
そしてどうやってセトラキアンはマスターを封じ込めるのでしょうか?
今までは個々で戦うことが多かったのですが、最後は全員で戦う事になるのでしょうか?
各自の役割も明確になって来ているので、どのような戦い方をするのか気になります。
最終シーズンも楽しみです。
ストレイン シーズン3は、Huluで見ることができます。