ホームランド シーズン8の最終回が放送されました。
ネタバレをご紹介します。
ホームランド シーズン8の最終回ネタバレ
ヘイズ大統領は「48時間以内に核兵器を引き揚げなければ、こちらが排除する」とパキスタンに最終通告を突きつけたが、パキスタンのタスニームは「攻撃されれば応戦する」と宣言する。
タスニームの会見を見たキャリーはエフゲニーの仲間である不動産屋のシャーロットに会いにいく。
シャーロットから毒物を渡され、ソールの暗殺計画を指示される。
ソールは元大統領が乗っていたヘリコプターが事故で落ちたことを大統領の側近のゼイベルに伝える。
ロシアがフライトレコーダーを持っていることについても話したが、ゼイベルは聞く耳を持たなかった。
ソールはキャリーの姉、マギーと会う。
マギーはキャリーがアメリカに戻ってきているらしいことを聞きつけ、ソールに真相を確かめに来たのだった。
ソールは、キャリーがアメリカに戻ってきているのにフラニーに会いに行ってないことを知り、訝しむ。
キャリーは姉の家に入り、札束、パスポートなど逃げるために必要な荷物をまとめる。
飾ってあったフラニーの写真も持っていくことにした。
夜にキャリーがソールの家に行くと、ソールは酒を何本も飲んでいた。
ソールが「フラニーになぜ会いに行ってないのか?」とキャリーに尋ねると「後で会いに行くつもり」とキャリーは答えたが、「嘘だ」とソールは言った。
ソールは「フラニーに会いにいっていないのは、アメリカにとどまる気がなく、ぬか喜びさせたくないからだ」と指摘した。
キャリーはソールに「ロシアにいる協力者の名前」を教えるように言うが、ソールは絶対に口を割らない。
キャリーはロシアにもらった毒物をソールの首につけ、ソールの体の自由を奪う。
GRUの暗殺チームが来てから改めてソールに尋ねたが、ソールは「くたばっちまえ」と言った。
キャリーは別の方法を考えつき、家を出た。
朝になっても会合に現れないソールを心配してウェリントンはソールに電話をかける。
メールの返信を見て、様子がおかしいことに気づいたウェリントンは、警察をソールの家に向かわせる。
キャリーはイスラエルにあるソールの妹の家を尋ねる。
キャリーはソールが死んだことを告げ、ソールが自分に何か残していないか?と聞いた。
ソールの妹はキャリーに封筒を渡した。
封筒の中のUSBには動画が入っており、動画でソールは、ロシアの協力者である通訳のアンナ・ポメランセワの名前と、アンナをキャリーに託すことを告げていた。
キャリーはソールの妹の家にエフゲニーを呼び、動画を見せる。
エフゲニーは国連にいる議員にアンナの正体を伝え、拘束するように指示する。
ソールもアンナの存在がバレたことに気づき、国連にいる仲間のライアンにアンナを保護するように伝える。
ライアンはアンナを連れ出すが、気づいたロシア側が追ってくる。
建物の地下室に追いつめられたアンナは、捕まる気はないから自殺する、と言い、銃を渡すようにライアンに頼む。
ライアンが拒むと、アンナは「ソールと話したい」と言った。
アンナはソールに、自分でケリをつけたいから銃を渡すようにライアンに言うように頼む。
ソールは「君は誰よりも勇敢だ」と伝える。
ライアンに銃をもらったアンナは、その銃で自分の頭を打ちぬいた。
ロシアはアメリカの大統領が乗っていたヘリコプターが事故で墜落したことと、フライトレコーダーの内容を会見で発表。
ジャラール・ハッカニは一切関与していないことを証明した。
エフゲニーと一緒にニュースを見ていたキャリーは「ロシアはノーベル賞確実で、立派な女性は地下牢送りよ?」とキレる。
「彼はアンナに警告し、すぐに救うべきだった」というエフゲニーに「ソールは私を愛してたし信じてたから警告しなかったのよ!」「でもその信頼は失われた」とキャリーは激昂しながら言った。
エフゲニーはキャリーにアンナが自殺したことを伝え、イスラエルにも捜査の手が伸びてくることを伝えた。
エフゲニーとキャリーは2人で車で逃げることに。
シリア経由でロシアに脱出した。
2年後―。
キャリーはエフゲニーと一緒にロシアで生活していた。
ある晩、2人はドレスアップしてジャズのコンサート出かける。
トイレに入ったキャリーは化粧直しをしていた。
隣の鏡の前で化粧していた女性が置いていったバッグを何食わぬ顔で回収するキャリー。
その頃、ソールはイスラエルで妹の家の引っ越しを手伝っていた。
そこに「ラビノウ教授」宛の電話がかかってくる。
ソールは「ラビノウ?」と訝しむ。
電話をしてきた男性に会いにいくと、ラビノウ教授宛の本を渡される。
それはキャリーが書いた本だった。
タイトルは「謎多き専制国家」。
副題は「なぜ私が祖国を裏切ったか」。
ソールが本を調べると、
背表紙の隙間に紙切れが入っていた。
そこには、ロシアの国家機密が書かれていた。
「stay tuned(次回もお楽しみに)」とも。
キャリーはロシアに亡命した後も、諜報活動を続けるのだった。
ソールだけが知る協力者として。
ホームランド シーズン8の最終回感想
シーズン8まで続いたホームランドが遂に終わりました。
シーズン8でも戦争を止めるためにキャリーなりに必死に動いていましたが、ロシアに介入され、キャリーはソールを殺すか、ソールの協力者の名前を出すかの2択を迫られるという、とても難しい状況に陥っていました。
ソールの家に侵入し、ソールに薬をつけて暗殺チームを呼び込むところまで行っていたので、本当にキャリーはソールを殺す気なのか?と怖くなりました。
結局ソールは死ななかったので、安心しましたが^_^;
しかし協力者のアンナの存在はバレてしまい、アンナは自殺します。
ソールは自ら危険な任務をこなしているアンナをどうしても守りたかったようで、キャリーにも口を割りませんでした。
そういうところがキャリーにはショックだったのかもしれません。
ソールとキャリーの絆は強く、誰よりもソールに信頼されているとキャリーは思っていたでしょうし。
それが、アンナのことは初耳だったし、命の危険に晒されてもアンナの名前を出さなかったソールに怒りを感じ、アンナには嫉妬を感じていたのかも、と思いました。
最後はキャリーはロシアに亡命したようですね。
暴露本まで出して、もうアメリカには帰れないでしょうね。
それでソールもキャリーは本当にロシア側についたのだ、と思っていましたが、実はロシアで諜報活動を続けるつもりだった、と。
キャリーがロシアにいたら、ソールも心強いでしょう。
まぁ命がけですけど。。エフゲニーさんにバレたらどうするんでしょうね^_^;
最終回直前でロシアのスパイのアンナが急に出てきて、どういう風に終わらせるのかな、と気になっていましたが、まさかこう終わるとは。
そこまでバッドエンドではなく、ニヤリとなる終わり方で良かったです。
大体これまでのホームランドのシーズン終わりはバッドエンドが多いので…
ニックが死んだり、クインが死んだりしていましたよね。
またキャリーとソールの協力関係は続いていくんだな、キャリーは才能を発揮しながら生きていくんだろうな、と思える最後でした。
すごく面白かったホームランドが終わって残念です。
ホームランドのシーズン1~7までは全部Huluにあるので、最初から見返そうかな、と思いました。