ゲームオブスローンズのジョンスノウは誰の子か?というのはゲームオブスローンズファンの間で長年議論されてきました。
ファンの間でR + L = J.セオリーといわれていましたが、
シーズン7ではっきりと結論が出ました。
そもそもネッドの落とし子、というのも不自然なところがありました。
詳しく振り返ってみたいと思います。
*以下、シーズン7のネタバレしています。
ジョンスノウは誰の子か?R + L = J.セオリーとは?
ジョン・スノウは、誰の子か?というのはゲームオブスローンズ好きなら一度は気になったことがあると思います。
アメリカのファンの間でもR + L = J.セオリーが唱えられていました。
R + L = J.セオリーとは、
レイガー・ターガリエン(Rhaegar Targaryen)とリアナ・スターク(Lyanna)がジョンスノウの本当の両親だという説です。
シーズン6でもジョンスノウが二人の子ではないか、と思わせるような演出がありました。
そして、
シーズン7の第7話で、ブランとサムウェル・ターリーの会話からやっと真実が明らかになりました。
ブランは
「(ジョンは)レイガーターガリエンとリアナスタークの子だ」と語りました。
ドーンにある塔で生まれたので、本名は「ジョン・サンド」だ、とも。
ドーンで生まれた落とし子の名字はサンドだから、ということです。
あのエラリアも落とし子なので、名字はサンドですね。
そこでサムがシタデルで見つけた総司祭(ハイセプトン)の個人的な日記の話をします。
レイガーと妻の結婚を無効にしてから、レイガーとリアナの結婚を執り行ったというのです。
レイガーはリアナを誘拐したわけではなかったんですね。
ということで、ジョンの本名はジョン・ターガリエン。
ターガリエンの血を継ぐ者だということが判明しました。
ジョンスノウがネッドの落とし子というのは無理があった?
そもそもこれまでのゲームオブスローンズのストーリーの中で、ジョンスノウはネッドの落とし子だという事実そのものを疑う声が多かったです。
シーズン1でネッドがロバート王と狩りに出かけた時の会話にも不自然さが出ていました。
ロバート「ジョンの母の名前は何だっけ?」
ネッド「ウィラ」
ロバート「そうだったな、どんな顔つきかは知らないが」
ネッド「話しませんよ」
ジョンの母親は旅籠の女中とされていますが、ネッドは多くを語ろうとはしませんでした。
また、スタニス・バラシオンが北部に来た時にも
「(浮気なんて)ネッドスタークらしくない」とネッドの行動を訝しんでいました。
ネッドは堅物な風貌で、真面目な性格。
(そのせいで、サーセイに従わず殺されてしまったところもありますね…)
旅籠の女に子供を産ませるなんて、彼にしては不自然な行動だったんですね。
このようにネッドが父親ではない、というヒントは多くありました。
それがR + L = J.セオリーにつながったのでしょう。
気になるのはこれだけ周りが疑っているのに、ネッドの妻のキャットはジョンがネッドの落とし子だと信じてジョンスノウに冷たい態度を取っていたこと。
妻ならおかしいと思わなかったのか?とちょっと思いましたが、ネッドに言われるままを信じるしかなかったのかもしれないですね。
ネッドはリアナと約束しましたし、ジョンスノウの出生の秘密がバレるとジョンスノウの命も危なかったでしょうから、絶対言わないと決めていたと予想できます。
ジョンスノウがターガリエンの血を継いでいる証拠とは?ドラゴンがなついた?
ゲームオブスローンズのシーズン7でジョンスノウがターガリエンの血を受け継いでいることが分かるシーンがありました。
デナーリスのドラゴンと対面した時のことです。
ドラゴンがジョンスノウに顔を近づけて、なついているように見えました。
ターガリエンの血を感じとったのかもしれません。
ジョンスノウは北部の王からウエスタロスの王へ?
ジョンスノウはレイガー・ターガリエンの息子だということが分かりましたし、リアナとレイガーが合法に結婚していたことも分かりました。
そうなると、レイガーはマッドキングの長男で王子だったので、
その息子のジョンスノウはレイガーの妹のデナーリスよりも、正統な後継者と言えるのではないか、と思いました。
しかし、シーズン7ではジョンスノウとデナーリスが結ばれるシーンもありました。
詳しくはこちら:ジョンスノウの結婚相手は誰?デナーリス、イグリット、まさかのサーセイ?
ターガリエンでは、兄妹婚も許されているため、二人が結婚して家督を継ぎ、ジョンスノウが鉄の玉座に座る、というのもあり得るかもしれません。
甥と叔母という立場ではありますが…
今後どうなっていくのか?
シーズン8が楽しみでしょうがないですね。
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