鉄諸島ベイロン・グレイジョイの息子として生まれたシオン・グレイジョイ。
ベイロンが起こしたグレイジョイの反乱で、ロバート・バラシオンとエダード・スタークに制圧され、シオンはスターク家の人質となってしまいます。
彼のかわいそうな運命はこの時から始まっていたのかもしれません。
その後、心の弱さからか、度々クズな行動を取ることもありました。
シオンは、同情したくなるようなひどい目にも合っていますが、クズな行動もシオンを語る上では外せません。
シオン・グレイジョイのかわいそうな運命
ブランとリコンを逃す
ロブがウィンターフェルを離れている間、城に入り込み、ウィンターフェルを奪ったシオン。
オシャに誘惑され、その隙に人質としていたブラン・スタークとリコン・スタークに逃げられてしまいました。
これは女好きのシオンの自業自得です。
自分自身で悲運を招いてしまいました。
ラムジー・スノウとの出会い
シオンにとって最大の悲運と言えるのがラムジーとの出会いです。
シオンに裏切られたと知ったロブはウインターフェル城に戻ろうとしますが、スターク家に忠誠を誓っていたルース・ボルトンは息子のラムジー・スノウをウィンターフェル城の奪還に向かわせます。
そして見事にラムジーはウインターフェル城を奪い返したのです。
このラムジーが本当に酷く恐ろしい男でした。
ラムジーに捕まったシオンは拷問を受け、調教されリークという別の名前を与えられてしまいます。
そしてラムジーに犬のように扱われながら自分を失っていったのでした。
本当に見ていられないくらい可哀想なシーンでしたね…
シオングレイジョイのクズな行動
次にシオン・グレイジョイのクズな行動を書いていきます。
ロブへの裏切り
エダード・スタークの元で息子同然に育てられたシオン。
エダード処刑後、ロブとともに王都を目指します。
その途中で鉄諸島の軍と同盟を結ぶためにロブはシオンを鉄諸島へ向かわせます。
ここで久々に父親の元に帰ったシオンですが、父親の冷たい態度や姉ヤーラの態度により、ロブを裏切ることを決意。
手薄になっているウインターフェル城を攻めます。
ブランが止める中、スターク家の忠臣、ロドリックの首をはねるという蛮行を働きます。
あれだけ良くしてくれた、ネッドを裏切る行為。
本当にクズ!といいたくなるシーンでした。
子供を焼く
ブランとリコンを逃した後に、シオングレイジョイはクズな行動に出ます。
二人が逃げた後、急いでブランとリコンを探しますが、見つからず。
格好がつかないシオンは、自分の威厳を示すために、村にいた子供2人を焼き殺し、ブランとリコンに見せかけます。
そしてその2人の遺体を城に吊るしたのです。
姉の前から逃亡
シオンはラムジーの元で酷い扱いを受けますが、最終的にサンサを助け共に逃げます。
この行為は唯一の善行ですね。。
そして鉄諸島に戻りますが、叔父のユーロン・グレイが現れ、父親のベイロンを殺し、権力を奪ってしまいます。
行き場のなくなったシオンとヤーラは、ユーロンから逃げデナーリスの元へ向かいます。
デナーリスの計画に協力し王都を攻めようとしていた時に、再びユーロンが現れます。
ユーロンは簡単にヤーラを捕まえ、シオンの目前でヤーラの首にナイフを当てます。
シオンの事をバカにするユーロン。
しばし、にらみ合っていましたが、シオンは海に飛び込みます。
姉ヤーラを助けずに目前で逃げてしまったのでした。
これにはヤーラも失望した表情を浮かべていましたね…
シオンの行方
シオンはこれまで、どこか弱く逃げ続ける人生を送ってきました。
それは彼の本来の性格のせいもあるかもしれませんが、幼い頃から人質として生きてきたことが大きく影響しているように思います。
しかも再会した父親にも冷たくされシオンは傷つき、認めてもらいたくてウィンターフェルを攻めたのでしょう。
シオンの父ベイロンは全く優れたリーダーではありませんでしたね…
ユーロンもどっこいどっこいですが^^;
ヤーラが最もリーダーにふさわしいように思えます。
しかし、そんなシオンもついに生まれ変わりました。
シーズン7では、鉄諸島の仲間と共に、ヤーラを助けに向かうことを決意。
きっとシーズン8 ではユーロンとの戦いが待っているでしょう。
生まれ変わり、強くなったシオンを期待したいですね。
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