どんなケガでも治る、不死身の肉体を持つ、アンチヒーローを描いた「デッドプール」。
アメリカンジョークが満載のこの作品を、
吹き替え版動画と字幕版動画、どっちで見るべきか?
比較してみました!
デッドプールの内容について
X-MENシリーズのスピンオフ作品。
ハリウッドきってのイケメン俳優、ライアンレイノルズ主演。
おしゃべりで、悪態つきまくりのアンチヒーローが悪党を退治する、痛快アクションムービー。
デッドプールのあらすじ
特殊部隊の元傭兵であった、ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)。
正体を隠し、悪者を退治している。
最愛の人、ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)とも出会い、満ち足りた日々を送っていた。
そんな幸せな日々の中、ウェイドは倒れてしまう。
全身にガンが転移し、余命わずかだということが発覚。
途方にくれるウェイドの元に、「末期ガンを治すことができる」という男が現れる。
男に案内された施設では、自らも最強の肉体を手にいれたエイジャックス(エド・スクレイン)が、
余命宣告をされた人間達に人体実験を施していた。
様々な苦痛を与えられ、肉体を改造されたウェイドは、どんなに傷つけられても治るという最強の治癒能力を手に入れる。
だが、その代償に顔は醜く焼けただれてしまった…
怒りが収まらないウェインは、エイジャックスとの戦いの末、
施設を抜け出す。
デッドプールの吹き替えと字幕を比較!動画はどっちで見るべき?
デッドプールを吹き替えと字幕のどちらで動画を見るべきか?
ジョーク、セリフ、一人称を比較しました。
ジョークを比較!
デッドプールは、おしゃべりでジョーク好きのキャラクター。
セリフもこの作品の見どころの一つです。
とにかく、くだらないジョークをたくさんいってます。
下ネタも多いですねw
映画ネタも多く、スターウォーズ、127時間、96時間(リーアム・ニーソンが誘拐された娘を取り返すために奮闘する)などが出てきます。
アメリカ人の、サブカル好きには大ウケであろう、ジョークが登場します。
・リーアム・ニーソンの話
字幕:夢の中でリーアム・ニーソンが、娘を誘拐した俺を追ってきて。そんな映画がパート3まで作られてたな
吹き替え:リーアム・ニーソンが夢にでてきた。俺が娘をさらおうとしてやつがそれを阻止する夢。
あれ、96時間て3部作だろ。何度も誘拐されるなんて親失格だ。
・リンプビスキットの話
字幕:90年代後半のリンプビスキットのようなクズに
吹き替え:さて、リンプビスキットが90年代の音楽界を壊したように、お前を…
・アボカドの話(ウェイドの変化した外見を見たウィーゼルのセリフ)
字幕:みにくいアボカド同士がやって生まれた子みたいだ。仲の悪いカップルが暴力をふるい合う代わりにセックスしてできた子だよ
吹き替え:アボカドみたいだな、しかも腐ったアボカドとセックスしたアボカド。
憎しみがこもった激しいセックス。二人の関係がこじれてて、殴り合いに走らないようにガス抜きでやるセックスって感じ
ジョークは英語のセリフに忠実に訳されているものが多かったです。
吹き替えのセリフと、字幕の文字は微妙にニュアンスが違うものもありました。
実際のセリフを比較!
実際のシーンをピックアップして、英語のセリフと吹き替え版のセリフを比較してみます。
例えば、ウェイドとエイジャックスが再会するシーンです。
吹き替え版
エイジャックス:ウェイド・くそったれ・ウィルソンか
ウェイド:顔をドロドロにした責任をとれ
字幕版
エイジャックス:Wade Fuckin' Wilson.
ウェイド:who's fault is that? Francis. it's time to undo this butter face.
吹き替え版でも、字幕の翻訳でもうまく訳されていますが、
すべての意味を拾いきれているわけではありません。
英語本来のニュアンスを知るためには、やはりセリフで聞くのが一番ですね。
一人称を比較!
吹き替えでは、デッドプールの一人称は「俺ちゃん」になっていました!
これにはちょっと驚きましたね。
でもお調子者感は出ていると思いますww
字幕版では、普通にI(俺)でしたね。
結論
ジョーク、下ネタ満載のデッドプール。
英語に理解があり、海外ドラマ好きの人は、字幕で見ることをおすすめします!
字幕だけでなく、耳から入ってくる情報もあるので、
より楽しめると思います。
英語苦手、アクション重視で楽しみたい!
という場合は、吹き替え版でも全く問題なく楽しめます。
U-NEXTでは、デッドプールの動画を視聴することができます。
字幕、吹き替え版揃っているので、両方見てみると面白いですよ^^